はじめに
家族3人(パパ・私・小1娘)で、初めてのキャンプに行ってきました。
行き先は軽井沢にある KOMOROBI Athletic&Camp。
事前の天気予報では雨の可能性もあり、ギリギリまで迷っていましたが、直前に晴れ予報へ。
思い切って決行した結果、
「キャンプってこんなに心地よいんだ!」
と感じられる最高の体験になりました。
この記事では、実際の3日間の過ごし方、子連れで感じたメリット、秋キャンプのリアル(雨撤収含む)、そしてKOMOROBIの魅力をまとめてご紹介します。
宿泊したキャンプ場:KOMOROBI Athletic&Camp
KOMOROBIは、名前の通り“木漏れ日”が美しい、家族連れにとても人気のあるキャンプ場。
広々とした芝生サイト、アスレチック、遊び場があり、子どもが飽きずに遊べる環境が整っています。

1日目:設営・温泉・おこもり鍋のゆったり時間
設営はスタッフの方に助けられながら
キャンプ場に到着後、まずはテント設営。
夫は一度組み立てたことがあるものの、細かい手順は忘れてしまっていて、動画や説明書を見ながら試行錯誤。
「初めてなんです」とチェックイン時に伝えていたおかげか、
スタッフさんが声をかけてくださり、要所要所でサポートしてくれました。
娘もペグ打ちや紐結びをお手伝いしてくれて、とても楽しそう。

近くのツルヤで買い出し
小諸のスーパー「ツルヤ」でお昼と食材を調達。
オリジナル商品がとても充実していて、価格も安く、旅の買い物が楽しくなるお店でした。
夜は温泉で温まってから、“お座敷スタイルのおこもり鍋”
設営が終わったあとは、一度キャンプ場を出て 「あぐりの湯こもろ」 へ。
露天風呂から街を見渡せる気持ちの良い温泉で、渋滞や設営で疲れた身体がほぐれてリフレッシュできました。
温泉で温まってからキャンプ場に戻り、この日は テントの中で“お座敷スタイルのおこもり鍋” に。
ニトリのラグ・ガスストーブ・毛布・クッション・電気毛布のおかげでとても快適で、
外の冷たい空気とテント内のあたたかさの対比が心地よい夜でした。
ガスコンロで鍋を囲み、お餅・ラーメン・ウインナーなど好きな具材を入れながら、
家族でゆっくりと過ごす時間を楽しめました。
温泉:あぐりの湯こもろ
露天風呂から街が見渡せる気持ちのいい温泉。
混雑していましたが、温まってからキャンプ場に戻る流れはとてもよかったです。
2日目:散歩・アスレチック・松井農園・BBQ・焚き火
早朝の散歩と、松ぼっくり拾い
5:30に起きて白湯を飲み、キャンプ場を散歩。
紅葉の色づきがちょうどよく、落ちている松ぼっくりを拾いながら秋を全身で感じられる時間でした。
見晴台からは、軽井沢の街に広がる雲海も見られて最高の朝。

アスレチック&室内遊びで子どもが大満足
娘は同年代の子どもたちと自然に仲良くなり、広場で走り回ったり室内遊び場のバスケやトランポリンで遊んだりと大はしゃぎ。
ファミリーキャンプは、子どもが“自分のペースで遊べる”のが大きな魅力だと実感しました。
松井農園でりんご狩り&にじます釣り
道中で見つけた案内をきっかけに、松井農園へ。
- たわわに実ったりんご
- 品種ごとに味が全然違ったこと
- うさぎの餌やり
- にじます釣り(焼いてもらうと絶品!)
どれも秋らしさたっぷりで、親子で楽しめる体験でした。

温泉 → 明るいうちにキャンプ場へ
この日の温泉は「菱野温泉 常盤館」。
登山電車で急斜面を登る珍しさも楽しく、眺めの良いお風呂に癒されました。
焚き火・BBQでキャンプらしい夜
16時ごろにサイトへ戻り、明るいうちから焚き火をスタート。
火のゆらぎを見ながら、ゆっくり過ごす時間は格別でした。
途中、私が腹痛で少し休みましたが、起きてもまだ18:30。
焚き火とBBQをしながら、家族で静かな時間を楽しめました。

3日目:夜中の雨と、幻想的な霧の朝
雨の音を聞きながら眠る夜
2日目の深夜から雨。
テントにいると雨音はよく聞こえましたが、浸水することもなく快適に眠れました。
早朝は霧が濃く、キャンプ場全体が幻想的な雰囲気に。
雨撤収は「雨は降っていたけれど、撤収時にはほぼ止んでいた」おかげで意外となんとかなった
2日目の深夜から雨が降り始め、朝方は霧が濃く幻想的な景色に。
ただ、撤収を始めたタイミング(朝7時頃)にはほぼ雨がやんでいて、とても助かりました。
途中で日差しが出てテントが少し乾いたのも幸運。
初心者だったので早めにポールを抜いてしまいましたが、
タオルで水滴を飛ばして拭き取れば、十分しまえる状態になりました。
「雨撤収=絶望」のイメージが強かったのですが、
“雨は降ったけれど、撤収時にやんでいれば意外と何とかなる” という学びになりました。
3日目の寄り道:軽井沢レイクガーデン & ランチ
撤収後は、軽井沢レイクガーデンを散策し、
ランチはホテルインディゴ軽井沢内の KAGARIBI へ。
値段は張るものの、料理がとても美味しく、
キャンプで節約 × ランチで贅沢
という組み合わせが最高の締めくくりになりました。
子ども・家族の様子
娘はほぼずっと、同年代の子どもと一緒に走り回ったり遊んだりして楽しそう。
ホテル泊よりも、子どもの“遊びたいニーズ”に応えられる旅だと感じました。
また、普段コーヒーを飲まない夫が、焚き火のそばでコーヒーを淹れてのんびりしていた姿が印象的。
スマホゲームやYouTubeから離れ、自然の中で「ただ過ごす」時間を楽しんでいたように感じます。
初心者キャンパーとして感じたこと
よかったこと
- 他の子どもと自然に遊べる環境が最高
- インフレーターマット+電気毛布で快適に寝られた
- 秋キャンプでも、少し工夫すれば寒すぎない
- 温泉が近いとキャンプの満足度が上がる
大変だったこと
- 連休の渋滞
- テント設営に手間取った
- 雨撤収(ただし意外となんとかなる)
次は改善したいこと
- 連休はもっと早く出発する
- 洗濯ばさみを持っていく
- ポータブル電源の購入
- 空気入れの方法は次回スムーズにできそう
費用と準備の感覚(ざっくり)
宿泊費は2泊で27,000円ほど。
アクティビティや温泉・食材を含めると、それなりにかかりましたが、
ホテル泊よりも全体コストは抑えめ。
準備は1週間ほど、必要なものを買いそろえる形でしたが、
思ったより負担は少なかったです。
撤収後はテントを自宅で広げて乾かしましたが、
こちらも想像よりは大変ではありませんでした。
まとめ:キャンプは“家族の今”にちょうどよかった
初キャンプを終えての率直な一言は、
「やってみて本当によかった」。
- コスパのよさ
- 自分たちのペースで過ごせる自由さ
- 子どもが自然と友達を作れる環境
- 秋の実り(りんご・紅葉)を全身で感じられた時間
家族にとって、ちょうど心地よい旅のかたちでした。
冬の間は近場(千葉・神奈川)で、
暖かくなったら山中湖や那須、
ゆくゆくはフェリーで北海道にも行ってみたい…
そんな夢も広がっています。
次回予告:秋冬キャンプの持ち物&反省点まとめ
次回は、
「持って行ってよかったもの/足りなかったもの/次回改善点」
を実際のリストとともに紹介します。
キャンプ初心者さんにも役立つ内容になると思うので、ぜひご覧ください!