
本来は2泊3日で予約していたのですが、5月4日が強風でキャンプ場から無料キャンセルの案内が届いたため、1泊2日に変更しました。夫婦で風邪をひいていたこともあり、別の宿泊先を探すよりもぎゅっと凝縮した1泊を楽しむ選択をしました。
結果として、1泊2日でも十分思い出に残る旅になりました。これまで2泊3日でしかキャンプしたことがなかったわが家にとって、それも新しい発見でした。
この記事でわかること
- 東京湾フェリー(久里浜→金谷)を使った渋滞回避ルートの実感
- RECAMP館山 オーシャンビューフリー(フリーヒルサイト)の使い勝手と注意点
- お座敷スタイルからロースタイルに変えて気づいたこと
- シャワー・トイレ・洗い場のリアルな評価
- 海への散歩ルートと子連れでの楽しみ方
- GWの気温感と服装の目安
出発〜渋滞〜フェリーへ
8時半に出る予定が、結局9時過ぎの出発になりました。セブンでアイスコーヒー、アイスミルクティー、ガリガリくん、保冷剤代わりのロックアイスを買い込んで、いざ出発。
東京湾岸道路で高速の渋滞をある程度かわせたのですが、羽田空港あたりでぴたりと動かなくなりました。海ほたるまで2時間の表示。「これは長い」と判断して、途中で横須賀方面に進路を変え、久里浜港から東京湾フェリーで金谷に渡るルートに切り替えました。
セブンでトイレ休憩をはさんでから久里浜港へ向かうと、少しだけ渋滞はありましたが、13時過ぎのフェリーに余裕で間に合いました。港でよこすかカレーパンやコロッケを食べながら乗船を待っていたところ、トンビがアタックしてきてコロッケを落とすハプニングも(笑)。天気がよくて、港の空気が気持ちよかったので、不思議と気分は悪くなかったです。
フェリーの乗船時間は約40分。海を渡るだけでちょっとした旅気分になれるのが、このルートの思わぬ収穫でした。


フェリー利用のポイント
- 久里浜→金谷のフェリーは、渋滞の状況によってはかなり現実的な選択肢
- 13時台でも乗船に余裕はありそうでした
- 港で食べ物を買うとトンビに注意(笑)
今回の料金(往復)
- 普通車:9,500円
- 大人1名:2,000円(運転手1名分は車代金に含まれるため、同乗者のみ)
- 子ども1名:1,000円
- 合計:12,500円
片道は普通車5,400円・大人1,100円・子ども550円。GWで帰りの渋滞も読めなかったこともあり往復にしましたが、結果的に行き帰りとも船旅を楽しめてよかったです。GW中でも混雑はそれほどなく、意外と穴場かもしれません。
港・船内の食事について
フェリー乗り場のレストランは、出港まで時間に余裕がないと食べるのは難しいです。出港直前の到着だった場合は、提供時間がかかるメニューは頼めないので、売店ですでに調理されているものを選ぶことになります。娘がチーズの揚げパンを食べたがっていたのですが、揚げる時間が必要とのことで断念し、カレーパンに。
船内にも売店があり、焼きそばやチーズを揚げたもの、アイス、おにぎりなど一通り揃っています。わが家は船内でも買い足して食べました。お昼時は売り切れになるものもあるので、気になるものは早めに。ただし、まあまあ揺れるので、船酔いしやすい方は注意です。
金谷港からキャンプ場までは渋滞なし。スムーズにRECAMP館山に到着できました。

RECAMP館山|フリーヒルサイトを初体験
キャンプ場には15時着。今回初めてフリーサイトを選びました。利用したのは「オーシャンビューフリー(フリーヒルサイト)90㎡」です。
場所を自分で選べるのが、区画サイトとの一番の違い。丘の上に広がっているので、海が見えるポイントを探しながら、隣との距離感も考えて場所を決めました。高台からキャンプ場全体を見渡せる開放感があり、夕陽もきれいに見えます。
上から区画サイトも見えましたが、正直少しせせこましい印象で。値段も安いですし、RECAMP館山の中ではフリーヒルサイトが個人的にはおすすめです。

今回のサイト料金
- オーシャンビューフリー(フリーヒルサイト)1泊:7,050円
- (アーリーチェックイン1,000円含む/結果的に渋滞で使えず)
GWでこの料金は、かなりお得だと思います。海が見えて開放感のあるフリーサイトが1万円を切るのは、正直驚きでした。
キャリーカートが少し不便
フリーサイトは車が横付けできません。駐車場から荷物を運ぶのにキャリーカートが必要なのですが、カートが片側(管理棟側)にまとめて置かれていたり、使われていたりと、少し不便でした。スタッフさんに声をかけたら「他のところから持ってきてもいいですよ」と対応してくれたので、問題なく運べましたが、複数往復は必要です。夫は「車が近くに置けないのは不便」と言っていました。その点は事前に覚悟しておくとよいと思います。
薪について
キャンプ場周辺では薪の調達が難しそうでした(カインズなど大型店に寄れれば別ですが)。予約時にオプションで薪を注文しておくと少し安く買えるのでおすすめです。わが家は針葉樹・広葉樹を1束ずつ、計2束で1晩ちょうどよかったです。
設営後、海へ散歩
設営中、娘は遊び場(アスレチックゾーン・室内)で遊んでいました。アスレチックは小2の娘には少し簡単すぎたようで、室内のブランコゾーンで他の子と友達になって遊んでいました。
設営後、まだ17時で空が明るかったので、娘と海へ散歩に。管理棟前の横断歩道を渡って小道を歩いていくと海に出ます。入り口にチェーンが張ってありますが、車を入れないためのもので、徒歩では通って大丈夫です。

ジャスミンの花の香りがして、普段とはちがう草木の中を歩く感覚が、探検みたいで気持ちよかったです。階段を上ると海が一望でき、娘と一緒にテンションが上がりました。砂に絵を描いたり、波の満ち引きで濡れないようにしながら海藻を触ったり。海水浴シーズンではないので遊泳はできませんが、散歩だけでも十分楽しめました。

GWの気温と服装
昼間は半袖で過ごせるくらい暖かいのですが、夜はしっかり冷えます。薄手のカーディガンでは焚き火があっても少し心もとなく、パーカーを持っていきましたがそれでもギリギリ。薄手のダウンがあってもよかったくらいでした。
寝るときは電気毛布をつけたのですが、むしろ暑すぎるくらいで、寝袋だけで十分眠れる気温でした。GWのキャンプは「昼は夏、夜は秋」くらいの感覚で準備しておくと安心です。
今回からロースタイルに切り替えました
これまでのお座敷スタイルをやめて、今回初めてロースタイルで設営しました。

お座敷スタイルとの比較
お座敷スタイルは冬のおこもり感があって好きだったのですが、荷物のかさばりがネック。グランドシート、銀マット、ラグという荷物を省けたのは大きかったです。特に今回はフリーサイトで車が横付けできなかったので、荷物が少ない恩恵がはっきり出ました。
座り心地については、ニトリの椅子2脚とコールマンのベンチ(コット兼用)があったので、思っていた以上にゆったりできました。椅子の上であぐらもかけます。夫も「お座敷より腰が痛くない」と言っていました。
ベンチは横にもなれるので、キャンプでの楽しみ方の幅が広がるなと思いました。
テーブルの高さがポイント
コールマンのナチュラルパズルテーブル(120)の足を中段にして少し低めにしたところ、ゆったり過ごせる高さになりました。ロースタイルでも、テーブルの高さを合わせるとリラックス感がかなり変わります。
わが家が使っているのはコールマン ナチュラルパズルテーブル 120。高さ調整ができるので、ロースタイルにもちょうどよく合わせられます。
卓上七輪でバーベキュー、焚き火でマシュマロを焼きながら、移りゆく空と夕陽の色を眺めながらの夜でした。小学2年生の娘もベンチに座って、のんびりと過ごしていました。年長くらいからならロースタイルでも十分対応できると思います。

設備のリアルな評価
トイレ・洗い場
トイレは暖房が効いていて、夜でも冷たくなかったのはよかったです。洗い場もお湯が出ました。ただ、夜はトイレとその周辺が少し臭っていたのが気になりました。
管理棟(遊び場)内のトイレは、故障しているものが多く、使えるものも状態がよくないので、キャンプサイト側のトイレを使うほうがいいと思います。
シャワー
今回は到着が遅れたので、スーパー銭湯には行かずキャンプ場のシャワーを利用しました。バスタオル・ボディソープは売店で購入できます(リンスインシャンプーなども)。水量は十分で気持ちよかったです。
ただ女性は20時ごろ並びが出ていました。ブース数が4つのみなので、食事が終わってから向かうと待ちが出やすそうです。男性は並ばずに入れていたようで、娘はパパと一緒に入りました。
翌朝〜帰宅
朝ごはんは、焼きそばとホットドッグを思い思いに。焼きそばはカット野菜の袋と細切れ肉を事前に用意していたので、朝でもさっと作れました。暖かいスープを飲みながらの読書は、キャンプの朝の楽しみのひとつです。
ルーフシートをつけていなかったのでテントに結露がついていましたが、曇り空でもタオルで拭いて少し広げておいたら乾きました。
渋滞を避けるため10時にチェックアウト。娘も一緒に遊んだ子とバイバイして車に乗り込みました。
帰りもフェリー
帰りは金谷港から久里浜へ。出港10分前ほどに到着しましたが、その便に乗ることができました。往復チケットを持っていたので、車から降りずに並ぶだけでそのまま乗船。駐車場で車に乗って待つスタイルで、手続きもスムーズでした。こちらも渋滞なしでスムーズに帰宅できました。
フェリー内で娘は別のお友達を見つけ、甲板で望遠鏡(100円)を覗いて景色を楽しんでいました。帰りのフェリーで一緒になった方が「行きは羽田の渋滞で千葉まで4時間半かかった」とおっしゃっていました。フェリーに切り替えた判断は正解だったと思います。

まとめ|RECAMP館山、こんな方に向いています
- 海の見えるキャンプ場を探している
- フリーサイトで場所選びを楽しみたい
- 車横付けできなくても荷物管理できる
- 渋滞が不安で、フェリールートも検討している
ハプニングもありましたが、フェリーという新しい体験も加わって、結果的には記憶に残る1泊2日になりました。1泊2日でも、内容次第で十分思い出に残る旅になると実感した旅でもありました。
なお、強風時にキャンプ場から案内が届いた際は、無料キャンセルか別日への変更かを選択できました。体調や安全を考えた判断ができる点は、キャンプ場として誠実だと感じました。